☆新作、完成しました♪《 愛 -Love- 》☆
7月から描き始めた新作が完成いたしました☆
制作期間は4か月。
今回は「孔雀」というテーマをいただき、主題以外は自由に描きました。
大切な人とそのご家族のために描いた絵です。
とても喜んでいただけて、とても嬉しかったです。
野菜ダイニング「菜宴」にて☆
オーナーの久保田さん、いつもいい笑顔(笑)
「菜宴」のオーナーさんに、絵画を沢山飾っていただいています。
最近フジコヘミングさんもご来店されて、フジコさんの絵画も展示することになり、同じ空間に展示されていました。
右端の方はは社団法人「アートふるなび」の理事のゆりさんです♡
アートふるなびさんには、5年程前に引き取っていただいた複数の絵画(アートふるなび所有)を、様々な生活空間に展示していただいています。
いつも、有難うございます!
描き手にとって、一生懸命描いた絵が、生活の中で多くの人に楽しまれることは冥利に尽きます。
また次に新たな絵を描こうというモチベーションにもつながります。
表現者として成長できる大切な表現(実践)の場のように思えます☆
高精細スキャニングはザビアでいたしました。
お勧めです。
額縁はいつもKAWACHIです
特注カスタマイズです
【絵画の説明】
《 愛 -Love- 》
2020.10.18
キャンバス・油彩・金箔(24K)
奥津 香里命
2匹の孔雀を描きました。2匹は、家族やパートナーを表し、寄り添うことで「愛情」を表現しています。孔雀の羽の多様な色彩の美しさを表現するために、現実に存在する以上の色の種類を使い、1本1本異なる配色の色鮮やかな羽を描きました(同じ羽は1本もありません)。これらの羽は、「一つの人生の中には数えきれないほどの喜怒哀楽等の出来事がある」ことを表し、羽1本1本、更にその中の一色一色が個性の違いを表しています。それらの一色一色がお互いを引き立たせ合い、一色一色の発色が色鮮やかなことで一人一人の「自由」を表現しています。一人一人の「愛」「自由」「個性の尊重」の実現から、世界の「平和」や「安心」が生まれ広がっていくことから、この2匹の孔雀は「守護神」という意味でも描きました。玄関やリビングなどの生活空間に飾っていただき、このコンセプトをご家族の皆様で共有していただき、更に先祖代々、子孫繁栄、永遠に続く後世まで、先代のコンセプトであり、人間の普遍のテーマでもあるこの気持ち(テーマ)を共有することで、コミュニケーションを永遠にとり続けていただければと思います。
技法は、布キャンバスに油彩画で描きました。背景に24Kの金箔を貼り、「和」の感じ、「日本」らしさを出しました。日本で金箔は、昔から屏風絵や日本画に使われ、西洋絵画に取り入れられるなど日本国外の表現技法に影響を与えてきました。2匹の孔雀の上半身を写実的に描き、羽は文様のように描き、背景は金箔で表現し、画面に三種の技法で画面に変化を出しました。羽の下地は油彩の白で塗りることで、羽の1本1本の色彩の描線を引き立たせました。また、羽の下地をひとまとまりで白に統一することで、一つの羽のまとまり感を出しました。雄の羽を、雌を包み込むような流れで描くことで、「守る」「温かい」「大切」を表現しています。雌は雄を見上げつつ見守り、雄は寄り添いつつ周囲や遠くを見つめています。
参考にした絵画は、伊藤若冲(1716~1800年)「孔雀鳳凰図」「老松白鳳図」「旭日鳳凰図」など。巨匠の孔雀の絵画を見ながら、今までにない色彩やコンセプトのオリジナルの孔雀の絵画を完成させました。
さて、今度は何を描こうかな♪
☆mikoto☆
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